羽田~インドネシア路線、深夜早朝に開設枠-航空協議合意で

羽田空港国際線ターミナル

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 国土交通省は8月12日、日本とインドネシアによる航空自由化「オープンスカイ」の実現を目指す協議が合意し、羽田空港の発着枠などの設定を認めたと発表した。

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 今回の合意により深夜早朝時間帯における羽田空港とインドネシアを結ぶ路線開設の枠組み、2012年夏季の成田路線の増便、2013年夏季に予定される成田空港の発着枠27万回化のタイミングでの成田空港関連路線の両国間輸送の自由化、すでに自由化されている首都圏空港以外の空港からの輸送における「以遠権」の自由化などが認められた。

 羽田空港からの新路線については現在使用されていない他路線の発着枠を有効活用するかたちで実現可能に。「以遠権」の自由化では、相手国で旅客・貨物を載せ自国を経由して第三国へ輸送する路線設定などが可能になる。羽田・成田など首都圏空港を含めたオープンスカイの合意は、米国・韓国・シンガポール・マレーシア・香港・ベトナム・マカオに続く8つ目の国・地域となる。

 日本とインドネシアの間には、双方の航空会社3社合計で週に38便を運航する(2011年夏季スケジュール)。旅客の輸送実績は62万人(2010年)。

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