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東京ベイエリアで「SusHi Tech Tokyo」 2050年の東京を体験

日本科学未来館のショーケースプログラム(イメージ)

日本科学未来館のショーケースプログラム(イメージ)

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 東京都が主催する「SusHi Tech Tokyo 2024」が4月27日から、東京ベイエリアの複数の会場で開催される。

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 最先端のテクノロジーや多彩なアイデア、デジタルノウハウにより、世界共通の都市課題解決するための「持続可能な新しい価値」を生み出す取り組み「Sustainable High City Tech Tokyo=SusHi Tech Tokyo」を推進するための国際イベント。スタートアップイベント「グローバルスタートアップ プログラム」、世界5大陸の都市のリーダーによる国際会議「シティ・リーダーズ プログラム」、体験型ブース展示「ショーケース プログラム」では、2050年の東京を体験できる3つのプログラムを展開する。

 プログラムは、アジア最大級の「グローバルスタートアップ プログラム」、五大陸の都市のリーダーが集う「シティ・リーダーズ プログラム」、未来の都市モデルを「祭」を通じて発信する体験型の「ショーケース プログラム」。

 ショーケースプログラムでは、「祭」をコンセプトに「未来の都市モデル」を発信する。有明アリーナ、日本科学未来館、シンボルプロムナード公園、海の森エリアの4会場でさまざまなコンテンツを展開する。

 有明アリーナでは5月17日~21日、未来の買い物や習い事など2050年の東京を体験できる25コンテンツを用意。歌手yamaさんのライブ(要事前抽選)や、近未来オムニバスドラマの上映などのステージイベントのほか、動くソファに乗り、ロボット普及が進んだ未来のリビングを体験できる「未来リビング」などの体験コンテンツを用意する。

 日本科学未来館では4月27日~5月26日(5月7日・14日は休催)、未来の道具や技術など発明の必要性を紹介する企画展示や、小中高生向けのワークショップを行う。プロジェクションマッピング「おばけレストラン」では、食糧不足などの課題解決に対応できる新しい食べ物のあり方を映像で学べる。

 シンボルプロムナード公園では5月12日~26日、全長約2キロのエリアに「食べる」「遊ぶ」「乗る」「買う」をテーマに21コンテンツをそろえる。同エリアのメインプログラム「Z品(ゼッピン)グルメガーデン」(5月12日・18日・19日・25日・26日)では、「環境配慮」「江戸・東京」「ニューフード」の3つのテーマにあわせた屋台やキッチンカーが出店。廃材をアップサイクルした廃材アート展や、電動モビリティーに試乗できる「miraiサーキット」(予約制・無料)も用意する。

 海の森エリアでは中央防波堤エリアを活用し、5月12日~21日に最先端テクノロジーの実演・体験・展示を行う。空飛ぶクルマの技術紹介や、ドローン製作のワークショップ、海面を自動清掃するロボットの実演などを実施。東京都が取り組む、最先端テクノロジーの社会実装化を目的とした「先行プロジェクト」ツアーや、水素エンジン搭載船「ハイドロびんご」の乗船体験(要事前予約)を用意する。「おばけレストラン」で投影される食材の実食や、微弱な電流を流すと塩味を強く感じる食器「エレキソルト」の体験イベントも行う。

 各イベントの開催時間は施設により異なる。5月26日まで。

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