ハワイアン航空、羽田路線の機内サービス発表-日本文化「Kikubari」も特訓

羽田~ホノルル路線の機内食をPRするハワイアン航空スタッフ

羽田~ホノルル路線の機内食をPRするハワイアン航空スタッフ

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 ハワイアン航空(米)は10月21日、来月19日に新規就航する羽田~ホノルル便の機内サービスの詳細を発表した。

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 同路線のテーマは「Hawaii Starts Here(搭乗した瞬間からハワイの旅が始まる)」。これに合わせ、日本人客への満足度を高めるため特別講師陣を迎え、1,300人のスタッフにトレーニングを実施。「最上級の『おもてなし』だけでなく、日本の文化『Kikubari(気配り)』などの日本の文化や慣習を学んだ」(同社プロダクト開発部門バイスプレジデント・ブレイン・ミヤサトさん)という。

 アジア地区進出にあたり、全クラスの食器と機内食を刷新。ホノルル市内に人気レストラン「シンハ・タイ」「チャイズ・アイランド・ビストロ」を経営する有名シェフ、チャイ・チャオワサリーさんを総料理長に迎え、アジアン・フュージョン料理を提供する。

 ビジネスクラスのドリンクには、プライベートレーベルの赤ワイン「Vita Nova Pikake」や、マイスターソムリエによる新メニューに合わせたワインセレクションを用意。エコノミークラスでも、ビールや日本酒などのアルコールを無料で提供する予定。

 機内のインフライトプログラムでは、日本語吹き替えや字幕放送、NHKニュースのほか、ハワイのケーブルテレビ会社ニッポン・ゴールデン・ネットワーク(NGN)と提携し、「おかんの嫁入り」「フラガール」などを上映。到着2時間前には人気タレントを登用した情報番組でハワイの見どころなども紹介する。

 新サービスとして、ビジネスクラスではハワイアンキルトをデザインしたキルトブランケットを用意。目的地到着前には全クラス対象にスナックなどを花柄の袋に詰めた「Omiyage(お土産)」を提供するという。

 運航スケジュールは、羽田出発(HA458便)=23時59分・ホノルル到着=12時5分(同日・現地時間)、ホノルル出発(HA457便)=18時5分・羽田到着=22時5分(翌日)。ホノルル発初便は現地出発が11月17日。同社は同便をANAとコードシェア(共同運航)することでも合意している。

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