羽田空港に「キッズラウンジ」-親子で楽しめる新カフェスペース

イタリアの乗用玩具「ロディ」をモチーフにした「キッズラウンジ」のロゴ。画像=東洋電子工業

イタリアの乗用玩具「ロディ」をモチーフにした「キッズラウンジ」のロゴ。画像=東洋電子工業

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 羽田空港第1ターミナルに7月上旬、親子で楽しめる新業態のカフェ「キッズラウンジ」がオープンする。

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 国内32空港でコイン式インターネット端末「@Station(アットステーション)」を展開する東洋電子工業(本社=富山市)が準備を進めているもので、小さな子ども連れの空港利用者が「周りに気を使わずリラックスして」(同社)過ごせる空間を提供する。

 店舗は同ターミナル南ウイング2階に位置し、面積は46坪。「カフェゾーン」「プレイゾーン」「ロディゾーン」で構成し、それぞれ親子で楽しめる飲食サービス、室内遊具による遊びの空間、おもちゃ・文具などの物販サービスを提供する。客席39席を用意し、メニューに離乳食も備えるほか、スタッフとして保育士を常駐させる。また、シンボルキャラクターとしてイタリアの乗用玩具「ロディ」を採用し、同キャラクターの大型遊具の設置や羽田空港限定のオリジナル商品の販売も予定している。年間1億5,000万円の売り上げを目指す。

 「キッズラウンジ」の開設は、「@Station」で全国の空港に事業展開する同社が、多くの空港施設が主にビジネスマンを中心に整備されており、子ども連れの親子らには「不親切な施設」になっていることに気付いたのがきっかけ。新しいコンセプトのラウンジを設置することで、「より多くの人に空港で楽しい時間を過ごしてもらい、さらには空港全体の利便性とCSを向上させたい」という。今後、同社の空港ビジネスのネットワークを生かして、福岡・関西・新千歳などの空港施設にも同業態の店舗展開を計画していく。

 空港ターミナルでの子どもを対象にした本格カフェの開設は国内初。オープン日は現在調整中。

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