東京臨海副都心・お台場に4月19日にオープンする複合施設「ダイバーシティ東京」(江東区青海1)で開業準備が進んでいる。
三井不動産が開発する同施設は敷地面積が約1万坪。商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ(DiverCity Tokyo Plaza)」とオフィスビル「ダイバーシティ東京 オフィスタワー(DiverCity Tokyo Office Tower)」から成る。商業施設プラザは「劇場型都市空間」をコンセプトとし、ファッションブランドなど約170店舗や大型エンターテインメント施設を展開。屋上には庭園も設ける。
主なファッションテナントは「ユニクロ」「H&M」「FOREVER21」「ZARA」「Bershka」や、「American Eagle Outfitters・Aerie」の国内ショッピングモール1号店、「ARMANI JEANS」「BURBERRY BLUE LABEL」「BURBERRY BLACK LABEL」の複合ショップ、「BEAMS」の新業態「BEAMS LIGHTS」など。
敷地中央には同施設のシンボルとなる大屋根と大階段で構成する「フェスティバル広場」(仮称)を設け、年間を通じてさまざまなイベントなどの開催を予定する。「施設全体で遊び・くつろぎ・驚きなどを体験できる『東京の新名所』を目指す」(同社)という。
開業まで3カ月を切った現在、施設の建設と設備などの工事は最終段階にある。開業に合わせてフェスティバル広場に設置される高さ18メートルの実物大「ガンダム立像」もすでに姿を現し、周辺の整備が進められている。立像は2009年夏にお台場・潮風公園に設置され52日間に約415万人が訪れた像とほぼ同じもの。2013年3月までの設置は確定しており、ファンの間ではすでに「お台場にガンダムが帰ってきた」と話題になっている。
同社は今後、テナントのラインアップや開業に向けたスケジュールなどの詳細を順次発表していく。