羽田空港に12月11日、「本物」のサンタクロースが登場し、クリスマスを前に家族連れの空港利用者に笑顔を振りまきプレゼントを手渡した。
国内線第1ターミナルのイベントスペースに姿を現したのは北欧・フォンランドから来日した「フィンランド サンタクロース ファウンデーション」の公認サンタクロース。登場後に「震災被災地、そして日本の皆さんにクリスマスに幸せを届けようとやって来た」とあいさつし、クリスマスソングの合唱を披露した空港内の保育園園児や家族連れらにミニメモブックのオリジナルプレゼントを手渡した。
サンタはその後、ターミナル内を回遊し地下の京急国内線ターミナル駅に移動。途中、通路・店舗・改札口・ホームなどでも空港利用者にプレゼントを手渡し写真撮影にも応じた。続いて京急線の一般車両にも乗車し、乗り合わせた家族連れと一緒にシート座るという珍しい場面も。九州に出張に出発する都内の会社員の女性は改札口でサンタに遭遇し、「びっくりして、そしてとても幸せな気持ちになりました」と笑顔で話していた。
サンタクロースの来訪は空港ターミナル(日本空港ビルデング)と京急電鉄の合同企画。空港関係者によると「『本物』のサンタクロースが羽田空港にやって来たのは今回が初めて」だという。
同空港では12月23日~25日を中心に30日まで、ターミナル内でクリスマス・マーケット、コンサートを開催するほかスクラッチカードなどのキャンペーンも実施する。