羽田エクセルホテル東急(大田区羽田空港3)は3月より、「銀座くのや」の和装小物を販売している。
同販売店を運営する「久のや絲店」(中央区)とのタイアップ企画。羽田空港第2ターミナルに直結する同ホテルが今年10月の同空港の空港再拡張・国際化による訪日外国人の増加をにらみ、日本・江戸の伝統文化を象徴する商品の販売を積極的に展開する。
銀座くのやは1837年創業。オリジナルの和装小物には「正倉院御物経巻」のひもの5色に金銀を加えた7色を基調とする「七本原」(しちほんばら)のデザインを採り入れるなどしている。すべて職人の手によって作られる「メード・イン・ジャパン」の商品。
ホテルでの主な取扱商品は「扇子 白木」(4,730円)、「一筆箋」(530円)、綿製品の「おひざかけ」(1,050円)、ガーゼ地の「手ぬぐい」(510円)など。
同ホテルは「滞在時間の短いゲストなども深夜早朝時間帯を含めいつでも気軽に購入できる。海外からだけでなく国内各地からの旅客の東京土産にも利用してもらいたい」と空港の機能拡大に合わせた新たな取り組みに意欲をみせる。
販売場所はフロントとレストラン「フライヤーズテーブル」。