版画家が教える銅版画ワークショップ-大森のギャラリーで開催

ワークショップ参加者と共に銅版画製作を進める松本里美さん(中央)

ワークショップ参加者と共に銅版画製作を進める松本里美さん(中央)

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 大森のギャラリー&セレクトショップ「Gallery FIRSTLIGHT」(大田区大森北1、TEL 03-5753-7331)は2月1日、銅版画制作のワークショップを開催した。

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 同ギャラリーが一般向けに本格的な銅版画制作の機会として企画したもので、同日2回開催。各回とも定員の8人が参加した。同ギャラリーの水越景子さんによると、講師にプロの銅版画家を招きながらも気軽に参加できる内容であることから、募集段階で予想以上に大きな反響があったという。参加者は大田区内のほか、大阪府や山口県などからも訪れた。

 ワークショップでは、版画家の松本里美さんと時任亜矢子さんがドライポイント手法による制作をきめ細かく直接指導。参加者は明るく和やかな雰囲気の中、銅版と塩化ビニール版に思い思いのイラストを刻描しインクを詰め、版画用のプレス機でオリジナルカードを刷り上げた。松本さんは「このようなワークショップは全員が楽しめることと併せ、参加者のパフォーマンスや質問によって自身の制作技術がさらに磨かれることが素晴らしい」と話す。

 同ギャラリーは絵画・版画だけでなく幅広い分野のクリエイターやアーティストの作品を紹介するほか、音楽・料理など異なるジャンルの作家によるジョイントエキシビションやさまざまなワークショップを企画する。「今後も多彩な内容とスタイルで、アートとの出会いと交流の機会を演出していきたい」(水越さん)。

 同店の営業時間は11時~19時。木曜定休(変更の場合あり)。

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