ソフトバンクロボティクス(港区)が12月10日、配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」の販売前実証実験を大型商業施設「住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン」(江東区有明2)のモール5階にある「しゃぶ食べ 有明ガーデン店」で始めた。
「Servi」は、同社が開発し2020年9月に発表したロボット。走行速度時速2.16キロ、本体重量約35キロ、連続稼働時間約12時間で、最大搭載重量は合計35キロ。導入も操作もしやすく、配膳・下げ膳・運搬など、多用途に活用できる。来年1月に国内販売を始める予定。
今回、実証実験をする店舗は、黒毛和牛や黒豚、三元豚のしゃぶしゃぶを食べ放題スタイルで提供する「しゃぶ食べ 有明ガーデン店」。運営は、外食チェーンストアのモンテローザ(武蔵野市)。「Servi」を導入することで、スタッフ作業の削減、サービス業務の効率化を推進するとともに、接客のさらなる向上と顧客満足度の向上を目指す。実証実験結果を基に今後の導入拡大を検討する。
同店の営業時間は11時~23時(現在、東京都の要請に伴い営業時間を短縮し22時まで)。実証実験は1月6日まで。