ナムコ(大田区矢口2)は12月4日、自社アミューズメント施設スタッフの接客技術を競う大会「N1(ナムコ・ロケーションスタッフ・ナンバーワン)グランプリ全国大会」を川崎市内の会場で開催した。
同大会は更なる社内接客意識の向上とナムコ式接客の創造を目的として、2006年にスタート。3回目の開催となる今年は、バンダイナムコグループでAM施設の企画・運営を手がけるナムコ、プレジャーキャスト、ナムコエイシア(香港、NAMCOENTERPRISES ASIA LTD.)の3社から約3,000人のスタッフが参加。各社内で予選を勝ち抜いた15人の代表が当日の全国大会に進出した。
各代表はロールプレイング形式で接客技術を披露し、同社の接客基本3項目の「笑顔」「挨拶」「アイコンタクト」と「印象度」「声掛け」などの項目がチェックされた。同社取締役や、ナムコ直営店舗のストアマネージャーら約180人よる審査の結果、プラボ福岡交通センター店勤務の大塚研三さんがグランプリを受賞。優勝トロフィーと上海・香港・マカオでの海外研修を獲得した。元気で笑顔な接客が高く評価が高くされたという。
バンダイナムコホールディングスの高須武男社長は「素晴らしい接客を見せてくれたと思う。アミューズメント業界は現在厳しい状況にあるが、今日の笑顔で接客すれば、より多くの人たちがAM施設に足を運んでくれると思えた。皆さんの笑顔で、日本を、世界を元気にしていこう」と締めくくった。