2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催決定を受け、東京湾に架かる東京ゲートブリッジとレインボーブリッジが9月8日より、五輪カラーの特別ライトアップを実施している。

　大田区城南島の中央防波堤外側埋め立て地と江東区若洲地区の間の海上に架かる東京ゲートブリッジは、橋側面に連続設置した886 基のLED カラー照明を使い水色・白金色・桔梗（ききょう）色・新緑色・緋（ひ）色の5色のラインを演出。オリンピックをイメージした特別ライトアッフを実施する。

　お台場と港区芝浦地区を結ぶレインボーブリッジは主塔を「レインボーカラー」にライトアップし、ケーブルのイルミネーションは紅白幕をイメージする白色とピンクの交互配置で点灯。ケーブルの同パターンのイルミネーション点灯は同橋では初めての実施だという。

　レインボーブリッジを間近に望むお台場では、一目で東京オリンピックを祝うライティングだと分かる光の演出に多くの来訪客らがカメラのシャッターを押している。都内から訪れたカップルは「開催決定の余韻を楽しめる。見ているだけでうれしくなる」と話し、笑顔でライトアップを眺めていた。

　同大会では37の競技会場の多くと選手村などが東京湾に近い臨海部に建設される。

　2大橋の点灯時間は共に日没～深夜0時。レインボーブリッジは9月16日まで、東京ゲートブリッジは9月15日まで、それぞれ点灯。

　都内では東京の開催都市決定を祝い、同様に東京スカイツリー・東京タワー・都庁第一本庁舎でも期間限定の特別ライトアップを実施中。