羽田空港免税店で「無煙たばこ」販売へ-機内利用は航空会社ごとに判断

ゼロスタイル・ミントの本体パッケージ(左)と詰め替えカートリッジ(右)

ゼロスタイル・ミントの本体パッケージ(左)と詰め替えカートリッジ(右)

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 日本たばこ産業(港区、JT)は2月下旬、無煙たばこ「ゼロスタイル・ミント」を羽田空港と成田国際空港の免税店で販売する。

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 同商品は「火を使わず煙が出ない、まったく新しいスタイル」(同社)のカードリッジ式の無煙たばこ(かぎたばこ)で、2010年5月に東京都限定で発売した。発売以来人気を集めており利用者の要望に応えるかたちで3月中旬より販売地域を埼玉県・千葉県にも拡大予定で、それに先立ち両空港での販売を開始する。

 たばこの販売量は昨年の値上げ以降に一時大きく落ち込んだが、一方で中国からなどの外国人旅行者が、その品質の良さから日本製品を大量に購入する傾向も高まっている。空港免税店での販売で同商品が「新しい日本のたばこ」として、訪日旅行者の間で人気になる可能性もあるという。

 無煙たばこについては昨年の発売当時、航空機内・禁煙エリア・歩道などでの利用の可否が話題になった。機内についてJALは「煙も出ず、(一部使用が制限される)電子機器でもない」との理由で利用可能とし、ANAは「(現在禁止されている)たばこと同種の扱い」として禁止するなど、対応は基本的にエリアを管理する会社や自治体ごとの判断となっている。

 通常価格は、カートリッジ2本付きの本体が410円、詰め替え用カートリッジ4本が600円。

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