銀座マルキーズが「農業を元気にする」野菜ケーキ-羽田空港で販売開始

有機農家の野菜と新作ケーキ「Pave de Vege(パヴェ・ド・ヴェジ)」 写真=銀座マルキーズ

有機農家の野菜と新作ケーキ「Pave de Vege(パヴェ・ド・ヴェジ)」 写真=銀座マルキーズ

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 羽田空港第1・第2ターミナルのパティスリー「銀座マルキーズ」で3月25日より、国内の有機農業家の野菜を使った新作ケーキ「Pave de Vege(パヴェ・ド・ヴェジ)」が先行販売されている。

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 新商品は同社が、「できる限り農薬を使わずに栽培された野菜を材料としたスイーツを販売し、多くの人にその質の高さを感じてもらうことで『食』と『農』への関心を高めてもらおう」と開発した。生産者のコーディネートなどはオーガニックを軸にした編集・出版を行う山口タカさんが手がける。販売スローガンは「スイーツで日本の農業を元気に!」。

 ケーキは使用する野菜の名称をそのまま使った「白胡麻」「黒胡麻」「玉葱」「人参」「小松菜」「トマト」の6種類。すべて正方形(石畳)型で中にクリームを挟んでいる。材料はすべて農業法人「有機栽培あゆみの会」の契約農家が生産するもので、それぞれの風味や特徴を記事やピューレに生かしている。価格は1個420円~500円。

  同商品は4月20日より、銀座本店でも販売する。同社は今後、パティシエなどの製造スタッフ・販売スタッフを対象に専門家らによる日本の農業や有機に関するセミナーや生産者との交流の機会なども企画し、「有機野菜の作り手と消費者のつなぎ手としてのモチベーションを高めていきたい」とし、有機農業へのかかわりに意欲をみせる。

 営業時間は、第1ターミナル店=6時~20時、第2ターミナル店=5時45分~20時30分。

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