羽田空港ターミナルと都心・浜松町を結ぶ東京モノレール(本社=港区)は3月20日、特別企画乗車券「東京モノレール沿線お散歩1dayパス」を発売する。
春休みからゴールデンウィーク期間限定で、全線が1日乗り降り自由となる特別切符。春の行楽シーズンを迎え見どころの多い都心臨海部への訪問者を対象に販売する。価格は、大人=700円、小人=350円。販売場所はモノレール浜松町駅(期間中毎日)とイベント開催時における同線のほかの駅(詳細未定)。発売当日のみ有効。
同切符の購入客には、同社が今年1月より一般配布している沿線ガイド「Mono-Map」を進呈する。全線のイラスト地図と各地の写真に、各駅の周辺エリアや近隣地域の見どころ・史跡、東京モノレールの利用情報や歴史などを重ねて掲載する内容で、羽田空港ターミナルやベイエリアの公園などでの「遊びスポット」も紹介している。同社では、同切符とガイドを併せて活用し、「さまざまな遊び場所がある東京湾岸を楽しんでもらいたい」と鉄道と沿線地域のPRに積極的だ。
同切符デザインはモノレール車両をモチーフにしたもの。裏面には沿線情報の一部も掲載しており、そのレア感から鉄道ファンの間で話題を集めそうだ。
販売は5月9日まで。