羽田空港から北京首都空港に直行便-日中3社が毎日4往復運航

中国国際航空(エアチャイナ)の北京便に搭乗前に伴さん親子

中国国際航空(エアチャイナ)の北京便に搭乗前に伴さん親子

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 羽田空港と北京首都国際空港(中国)を結ぶ直行便が10月25日、就航初日を迎え、JAL・ANA、中国系の中国国際航空(エアチャイナ)が毎日合計4便の運航を開始した。

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 同日早朝に開催された共同祝賀セレモニーに続き、毎日2便を運航するエアチャイナは羽田発の初便に合わせて同日午後、国際線ターミナル出発ロビーで独自の記念セレモニーを開催。中国の崔天凱駐日大使、中国国家観光局の范巨レイ(ヨの下に火)主席代表らを招いて初就航を祝った。 

 セレモニーで崔駐日大使は「両国間は毎週130便以上飛んでいるが、羽田~北京直行便はさらなる友好関係を築くブランド路線にしたい」と、ビジネスや観光分野での発展に期待を寄せた。続いて中国観光局の范主席は「中日の人的交流は昨年450万人に達し、今回の就航でより観光交流が盛んになると信じている。来年の上海万博を契機に少なくとも日本人100万人は誘致したい考え」とも。

 エアチャイナ羽田発第1便の日本人乗客となった伴さん親子は「記念すべき初便で、小学生の息子と北京旅行を楽しんできたい」と話した。搭乗ゲートには、ビジネスマン、中国人の団体ツアー客の姿も数多く見られた。

 羽田発着の国際線はソウル(金浦)、上海(虹橋)、香港に続き4路線目。既存の3路線同様、北京線も来年10月の羽田空港の再拡張・国際化までは「定期チャーター便」の扱いとなる。

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