30年前から続く酒店内の立ち飲みカウンター、連日常連客でにぎわう

酒店内にある立ち飲みカウンター。左側が店舗スペース。

酒店内にある立ち飲みカウンター。左側が店舗スペース。

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 東急多摩川線・武蔵新田駅前の飯田酒店(大田区矢口1、TEL 03-3758-2405)にある約30年続く立ち飲みカウンターが、連日常連客を中心ににぎわいをみせている。

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 同店は、同所で約100年続く酒類販売店。1980年に店舗を改装した際、店内に本格的な立ち飲みカウンターを設けた。当時は購入した酒類をそのまま店頭で飲む人が多く、ほとんどの販売店では店先に簡易的なテーブルやいすなどを用意していた。同店は「常連客にもっと立ち飲みを楽しんでもらうため」にカウンターを特注したという。東京では現在、店頭・店内で立ち飲みできる酒類販売店は少なくなっているが、同店では設置当時の形のままで立ち飲みカウンターを使用している。

 レトロな渋みを持つ木製カウンターの長さは約10メートル。壁から約1メートル離れて設置されており、利用者は壁を背にして、カウンター越しに店舗の販売スペースを見ながら立ち飲みを楽しむ。同店の飯田恵美子さんは「(この独特のカウンター配置によって)店舗の販売スペースにいながら立ち飲み客の顔を見られるのが良い」という。ほぼ連日満員になる立ち飲みカウンターの利用客の約8割は常連客。数10年通い続ける人もいる一方、目の前を走る東急多摩川線の電車内から店内の様子を見つけ途中下車して訪れる人もいるという。「これまでの長い間、このカウンターが多くの人々との交流の場となっていることが何よりもうれしい」(飯田さん)。

 カウンターでのアルコール飲料の料金は、通常の販売価格と「ほぼ同じ」(同)。熱かんなども提供するほか、店内にあるおつまみ類も販売する。

 営業時間は10時〜22時。立ち飲みカウンターの利用は17時〜21時。日曜定休。

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