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羽田空港で「旅する日本語展」 日本語の魅力と奥深さを発信

片岡鶴太郎さんと小山薫堂さん

片岡鶴太郎さんと小山薫堂さん

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 羽田空港国内線第1旅客ターミナル(東京国際空港、東京都大田区)の出発ロビーで現在、片岡鶴太郎さんと小山薫堂さんによるコラボレーション展「旅する日本語展」が開かれている。主催は日本ビルデング、企画は小山薫堂さんが代表を務めるオレンジ・アンド・パートナーズ。

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 オレンジ・アンド・パートナーズがプロデュースした「旅する日本語」と題したギャラリー空間に、旅情感あふれる美しい日本語を、片岡鶴太郎さんの絵画と小山薫堂さんのエッセーで表現する同展。展示テーマである「旅する日本語」は、日本人でも知らない熟語と、その意味から想起したエッセーがつづられている小山薫堂さんの著書「恋する日本語」を元にし、羽田空港利用客へ向けたものとして企画しているという。

 年間約6200万人(2014年度の羽田空港国内線利用者数)が訪れる第1旅客ターミナル2階の南北出発チェックインロビー上部の大型看板スペースに全11作品を展示し、日本語の魅力と奥深さを空港利用客に向けて発信する。ロビーでの展示ということもあり、飛行機に搭乗しない人でも鑑賞できる。

 日本空港ビルデング広報部の中村演英さんは、同展について「この展示は、小山薫堂さんの著書『恋する日本語』を読んで感じた何気ない日本語の持つ魅力を、羽田空港の利用客にも感じてほしいという思いで企画をした。旅の玄関口である羽田空港で、旅にまつわる日本語でつづられた小山薫堂さんの独特のエッセーに触れていただき、これからの旅や家族などの大切な人へ思いをはせたり、旅情を感じてもらえたりしたらうれしい」と話す。

 2017年3月31日までを予定。

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