ANA、羽田空港国際線~国内線に専用乗り継ぎバス-増便に合わせ運行開始

ANAの手続きカウンターのある羽田空港国内線第2ターミナル出発ロビー(参考画像)

ANAの手続きカウンターのある羽田空港国内線第2ターミナル出発ロビー(参考画像)

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 ANAは3月30日より、羽田空港(東京都大田区)国内線旅客ターミナルと国際線旅客ターミナルを結ぶ「ANA乗り継ぎ専用バス(仮称)」の運行を開始する。

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 同日より開始する夏季スケジュールに合わせた地上サービス拡充の一環。第2ターミナル発着のANA国内線と国際線を乗り継ぎ、最終目的地までの搭乗手続きと手荷物の預けが完了している旅客が無料で利用できる。利用可能時間は同社国際線が運航する時間帯で、運行間隔は10分~15分。

 同社では「乗り継ぎ専用バス」はターミナル間を空港敷地内の最短動線で循環し、運行開始後はターミナルの外に出ることなく簡単に乗り継ぎが可能になるとしている。運行開始日より、国際線ターミナル側の「乗り継ぎ専用保安検査場」の施設も拡充され、国内線~国際線間の移動がさらにスムーズになるという。サービス・乗り継ぎ動線・対象外のフライトなどの詳細は同社のホームページで確認できる。

 現在、羽田空港の国際線と国内線の乗り継ぎには、空港が運行する「ターミナル間の無料連絡バス」や、京浜急行・東京モノレールの空港内区間の無料乗車(対象者に「乗り継ぎ乗車票」を無料配布)などが利用できるが、いずれも旅客自身がいったんターミナルの外に出て移動する必要があった。

 同社は同日、羽田空港発着の国際線ネットワークを17路線23便に拡大。国内線は37路線(コードシェア便除く)を運航する。(取材協力=みんなの空港新聞)

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