はとバス(大田区平和島5、TEL 03-3761-1100)は6月23日、夫婦で参加し群馬県のキャベツ畑などを一緒に訪れることで「互いの愛を確かめる」ことができる特別バスツアーを発表した。
ツアーは9月12日に運行する「夫が妻に、キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ ほんわかバスツアー 東京発嬬恋(つまごい)村行き愛の直行便」。
早朝8時に新宿駅西口を出発し、嬬恋村のキャベツ畑の「お叫び台」で夫が妻に愛を叫びその後、夫婦でキャベツ狩りを楽しむ内容。募集人員はバス2台の定員の88人。参加料金は昼食付きで1人6,660円。夫婦で申し込み、夫が「お叫び台」に上がって叫ぶことが参加条件。未婚男性が交際中の女性と参加し、「お叫び台」でプロポーズする意思がある場合も可。参加者には「愛妻家宣言証」「オリジナルハグマット」などが贈られる予定。新宿帰着・解散は20時。
「愛妻家」というライフスタイルを広める活動を行う「日本愛妻家協会」(本部=群馬県嬬恋村)との協力で企画された同ツアー。車両にハイブリッドバスを使用することでCO2排出を削減できることにかけて、「夫婦の倦怠(けんたい)感の削減」にもつながるとしている。
同社広報室によると、2008年に同様のツアーの参加者を募集した際には、260組の夫婦(520人)から申し込みがあったという。92歳男性からの応募や、45年間夫に全く愛を伝えられていなかった女性が夫を連れて参加するケースもあったとも。
予約は電話かホームページで受け付ける。先着順で定員になり次第締め切る。