JALが羽田発国際線チャーター便を大幅増強-7月から香港定期便も

国内線第1旅客ターミナルから建設中の新国際線地区を臨む

国内線第1旅客ターミナルから建設中の新国際線地区を臨む

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 JALグループ(日本航空本社=品川区)は4月24日、今年度の羽田発着の国際線チャーター便を大幅に増強することを発表した。

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 同社が計画する羽田発の国際線チャーター便は約400便。すでに開始されているソウル(仁川空港)への週2便の運航に加え、7月1日からは香港への定期チャーター便を毎日1便運航する。夏季シーズン中にはウランバートル(モンゴル)やホノルル、10月にはパラオなどへのフライトも予定する。

 同社の羽田-香港線は、国際線定期便としてソウル(金浦空港・仁川空港)、上海(虹橋空港)に続く路線となる。同路線にはANAが4月1日に定期チャーター便を新規に就航したほか、キャセイパシフィック航空(香港)が4月・5月にチャーター便を運航する。今回の新定期路線で、新しいマーケットの獲得に向けた各社の動きにJALも加わることになる。

 国際線チャーター便の増加は、昨年の国際線発着可能時間帯の規制緩和を受けて実現するもの。その多くが深夜・早朝時間帯(20時30分~翌8時30分)に発着するスケジュールになり、同時間帯を有効活用する旅行需要の拡大が期待されている。

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