ホテルと全国自治体が作るオリジナル朝食-ホテルコムズ大田市場

山形県の食材を生かして調理した「朝和定食」 画像=ホテルコムズ大田市場(グランビスタ ホテル&リゾート)

山形県の食材を生かして調理した「朝和定食」 画像=ホテルコムズ大田市場(グランビスタ ホテル&リゾート)

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 ホテルコムズ大田市場(大田区東海3、運営=グランビスタ ホテル&リゾート)が全国の自治体らとともに提供しているオリジナル朝食「名産品特産品 朝和定食」が好評だ。

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 同ホテルは東洋最大の市場規模の「東京都中央卸売市場大田市場」内に立地する。同定食は全国の都道府県知事・市区町村首長が同市場でトップセールスを行う際の懇談会の場で提供するもの。あらかじめホテルに送った地元の米や野菜・果物などの名産品・特産品を使って同ホテルシェフが作る「世界に一つだけ」(同ホテル)のオリジナル定食。「名産品特産品弁当」として提供することもできる。

 同セールス活動は以前、市場内の食堂などで話し合われていたというが、産品をより魅力的にアピールしようと山形県の発案により朝定食での提供が始まった。同ホテルによると、これまでに山形県のほか、山梨県・静岡県・千葉県などが地元産品のセールスを行う際に朝和定食を利用している。懇親会の席では「地元の食材をアピールする良いきっかけ作りになった」「食材や調理方法に関する説明を聞くことで、相手の県に対する理解が深まった」などのコメントが寄せられているという。

 「食材をオリジナル朝和定食に調理し提供することで、依頼元の都道府県の文化と食材を伝える橋渡しの役ができればうれしい」と同ホテル担当者。

 販売価格は1,890円~(持ち込み食材の量によって価格は変動する)。現時点では懇親会などのイベント向けのみの提供だが、将来的には一般向けのサービスとしての導入も検討していきたいという。

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