羽田空港第1ターミナル南ウイング2階に7月7日、新しいコンセプトの「RODY（ロディ）親子カフェ『キッズラウンジ』」がオープンした。

　同店は、小さな子ども連れの空港利用者が「回りに気を使わずリラックスして過ごせる空間」を提供する新業態の飲食店舗。シンボルキャラクターにイタリアの乗用玩具「RODY（ロディ）」を採用する。店舗面積は約44坪で、親子で飲食メニューを楽しめる39席の「カフェゾーン」、子どもが自由に遊べる「プレイゾーン」、同キャラクターグッズを販売する「ロディゾーン」で構成する。

　プレイゾーンには高さ180センチの「ロディ」の大型遊具（滑り台）を設置。同店向けの特注品で、同キャラクターのライセンスを扱うJAMMY（渋谷区）によると「ロディを使った制作物では、本国イタリアを含めてもおそらく最大サイズ」。プレイゾーンは窓に近い位置にあることから、同遊具の一部はターミナル出発ロビーフロアからも見ることができ、同店のシンボル的な存在となっている。

　フードメニューは、オムライス（トマト味・カレー味、サラダ・スープ付き＝920円）、おこさまランチ（カレー・ハンバーグ、おもちゃ付き＝850円）など。乳幼児向けベビーフード、デザート、アルコールドリンクも用意する。

　同店は空港ターミナルを管理運営する日本空港ビルデングが運営し、実際の店舗業務は東洋電子工業（本社＝富山市）に委託する。オープンにあたり日本空港ビルデングは「新業態の店舗展開がターミナルビル全体の活性化につながることを期待したい」とし、東洋電子工業は「利用者の満足を第一に考え、『常に改善』の精神でサービスを提供展開していきたい」とコメントしている。

　営業時間は7時～20時（7月7日～10日は10時～17時）。