外食向け業務用青果卸のフードサプライ(大田区)が1月6日、ドライブスルー形式で野菜セットを販売するサービス「ドライブスルー八百屋」を再開すると発表した。
客は車に乗ったままで支払いと商品の受け取りができ、接触を最小限に抑えて野菜を購入できる同サービス。
同社のプレスリリースによると、非接触型販売によるコロナウイルス感染拡大の防止やフードロス削減、業務用青果需要が減る中危機的状況となっている農家、製造業、卸売業、物流業への支援にもつながるという。今回、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言や飲食店の時短要請を受け、昨年行った同サービスを再開することを決めた。
販売するのは、外食向けに販売予定だった20種類以上の野菜と卵、米5キロを詰め合わせた「もったいない野菜セット」(5,000円)。米なしセットは3,500円で販売する。配送は行わず、現地での受け渡しのみ。事前予約も受け付ける。支払いは現金のみ。
京浜島物流センター(京浜島1)と千葉物流センター(千葉県野田市)では1月9日・11日に商品の販売を行い、以降は火曜・土曜の週2回行う予定という。販売時間は京浜島物流センター=9時~15時、千葉物流センター=10時~14時。