科学アドバイザーによる美食セミナーとイタリアンをコラボレーションした秋の美食イベント「美・食・医」が9月29日、インターコンチネンタル東京ベイ（港区海岸1）で開催される。

　「腸管免疫研究所」に所属する科学アドバイザーの辻典子さんは「腸内で活動する微生物にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる働きを持っていることなど、知識はまだまだ限られている現状をふまえ、これまでの研究から分かったことを、より効果的に日常生活の中で取り入れていくきっかけとなれば」と話す。

　場所は、同ホテル1階の「イタリアンダイニング ジリオン」。当日は、辻さんの解析による6つの菌を取り入れたコレボレーションメニューを用意。前菜に「プロポリス」、温菜に「酵母」、パスタに「麹菌」、魚料理に「βグルカン」、肉料理に「食物繊維」、デザートに「乳酸菌」を取り入れる。

　企画担当者は「日常生活の中でもおいしく健康な身体づくりに役立てるヒントを発見していただき、美食とサイエンスのマリアージュを楽しんでいただきたい」と呼び掛ける。

　開催時間は12時30分～15時。料金は1万円。定員は28人。