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日本科学未来館が常設展エリア大規模リニューアル 15周年で

日本科学未来館

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 日本科学未来館(江東区青海2)が8月5日、開館15周年を迎える来年2016年に常設展エリアの大規模リニューアルを行うと発表した。

全天周立体視映像とプラネタリウムが楽しめるドームシアター(外観)

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 同館によると、展示スペースへ続く出入り口エリアを高揚感が感じられる演出に造り変え、未来の暮らし方の理想を探るために現在の暮らし方を考察する常設展「2050 年くらしのかたち」に新たなコンテンツを加えるなど、既存の展示内容も整備するという。

 全天周立体視映像とプラネタリウムが楽しめるドームシアターには、「万物の理論」をテーマにした3Dドーム映像作品「9次元からきた男」などの新プログラムを導入。常設展の総面積の半分近くのエリアが新しくなる。

 3階のシンボル展示「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」の前の空間は、照明や音響環境を整備し、各種デモンストレーションを行うライブステージへ改修。ヒューマノイドロボット「ASIMO」の実演などのステージパフォーマンスが鑑賞できる場所となる。

 同館は、リニューアルを通じて来館者一人一人に科学技術の未来を考える機会を与え、議論を促し、社会や地球をめぐるさまざまな課題の解決を目指すという。来場者をより安全に迎えるため、展示などの耐震対策も実施する。

 開館時間は10時~17時。火曜休館。入館料は大人=620円、18歳以下=210円、6歳以下の未就学児は無料。リニューアル施設は2016年4月20日に公開予定。同日~4月24日は、オープン記念として常設展入場料などを無料にするという。

※記事の表現に一部誤りがありました。訂正しお詫び申し上げます。

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