ANA B747、退役前に過去の就航地へ「里帰りフライト」-羽田発着中心に6往復

ANA 747-400型機 ©Jun Matsumoto

ANA 747-400型機 ©Jun Matsumoto

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 ANAは現在、2014年3月31日で退役を予定するボーイング747-400型(ジャンボ)機の退役記念プロモーションを実施。かつての就航路線に「里帰り」する特別フライトも計画している。

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 10月27日~12月8日の期間中、同型機の過去の国内就航地への「里帰りフライト」を6往復運航する。路線はかつて同型機が投入されていた羽田~函館・小松・広島・鹿児島・長崎、沖縄~名古屋で、通常の定期便の機種をボーイング747に変更して運航。スケジュールは同社ウェブサイトで確認できる。また、これまで767型機などで運航していた「元旦初日の出フライト」は、2014年は747型機を投入し、正月恒例のビッグイベントに大きな華を添える。

 退役記念プロモーションは9月2日に、「ボーイング747 特設サイト」がオープン。同型機の運航情報やプロモ-ション情報のほか、これまでの活躍と歴史をたどるフォトギャラリー・歴史年表などを順次掲載する。同時に展開する「THANKS JUMBO!キャンペーン」の第1弾では、「ANAマイレージクラブ」会員が期間中に同社便を対象運賃で2区間以上搭乗すると、抽選で320人に747オリジナルグッズを贈るほか、「2014年・元旦初日の出フライト」へ招待する。

 里帰りフライトのスケジュールとキャンペーンの応募条件・賞品、そのほかのキャンペーンの詳細などは特設サイトで確認できる。初日の出フライトの詳細発表は11月を予定。

 ボーイング747型機は最大で500人以上が搭乗できる世界と日本の大量航空輸送時代を支えたベストセラー大型機だが、航空旅行の多様化や運航効率・環境への観点から、すでにその空の主役の座を次世代機に渡している。JALの同型機はすでに退役済みで、ANAの最後の4機の退役で、日本の航空会社の定期便からは同型機が姿を消すことになる。

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