有明のＩＤＣ大塚家具有明本社ショールーム（江東区有明3、TEL 03-5530-5555）内に3月15日、「睡眠」の大型専門店「Good Sleep Factory（ぐっすりファクトリー）」がオープンした。

　「不眠大国」と呼ばれる日本の眠りの質を高めることにフォーカスを当てた、睡眠に関する新しい情報を発信する「眠りのテーマパーク」。店内は、睡眠環境づくりのノウハウが分かる「GoodSleep Labo（グッドスリープラボ）」、寝心地・サイズ・機能性など世界の有名ベッドブランドの特徴を分かりやすくまとめて展開し、最適なベッドを探せる「ブランドゾーン」、寝室コーディネートを提案する「コンセプトゾーン」、バリエーション豊かな寝具や寝装品がそろう「ベッドウェアギャラリー」、「リクライニングベッドやソファベッドゾーン」の6ゾーンに分割。多様な情報を多彩なニーズに応える形で提供する。

　「グッドスリープラボ」では快適な睡眠環境を整えるためのポイントを、5つのステップで分かりやすく解説する。来場者は正しい睡眠のリズムや寝姿勢、快適な睡眠環境のための寝床内環境や寝室環境づくりのノウハウを学べる。

　同社によると、首都圏・関西圏に住む 30～50 代の男女 832 人を対象にした「睡眠に関する調査」では、5人に1人が熟睡できていない「熟睡難民」であること、平均睡眠時間8時間以上は5％未満であることが判明したという。同社広報担当者は新施設の狙いについて「睡眠の『量』が限られる中で、『質』を高める必要性がさらに高まってきている。睡眠環境の見直しを考えたいと思っても『どう改善して良いのか分からない』というニーズがあることから、新店舗ではさまざまな睡眠に関する情報を分かりやすく編集し、最新情報をお届けする」と話す。

　営業時間は10時30分～19時。同社は新宿ショールーム内にも今月28日、同様の店舗をオープンする。