スカイマーク、深夜の羽田~中部便運休へ-需要伸びず4カ月で撤退

スカイマークのボーイングB737型機

スカイマークのボーイングB737型機

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 スカイマーク(大田区羽田空港1)は今年2月に就航した羽田空港と中部国際空港(セントレア)を結ぶ路線を5月31日で運休する。

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 同路線は同社が2月の中部国際空港新規乗り入れで開設した3路線の一つ。首都圏と名古屋圏を結ぶ定期航空路線としては29年ぶりの復活であることや、22時台~24時台の深夜の運航スケジュールが話題となり、新幹線と競合しうる利用者の選択肢として一定の期待があった。

 同社は就航当時、機材の回航便の有効活用の側面もあるが国内航空サービスの新しい試みとしてプロモーションなどを積極的に進めていきたいとし、中部国際空港側では深夜に到着する旅客を対象に駐車料金の割引などを実施していた。しかながら需要は予想よりも伸びず、最初の1カ月の平均搭乗率は10%以下に終わっている。同社は6月以降の路線計画を進める中で、同路線から撤退し、機材をより需要の高い路線に投入することを決めたもの。

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