羽田空港で宮崎県支援イベント-口蹄疫被害からの復興支援

「宮崎物産チャリティーフェア」会場風景 写真=日本空港ビルデング

「宮崎物産チャリティーフェア」会場風景 写真=日本空港ビルデング

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 羽田空港第1ターミナル(大田区羽田空港3)で6月12日~13日の週末を中心に、家畜伝染病の被害を受ける宮崎県を支援するチャリティーイベントが開催された。

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 イベントは「がんばれ宮崎!!カフェ&ビアホール」と「宮崎物産チャリティーフェア」で、ターミナルビルを管理運営する日本空港ビルグループ(同)が宮崎県で発生した家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の被害を受ける宮崎県の経済復興に協力するために企画した。

 カフェ・ビアホールは12日~14日、多目的ホール・ギャラクシーホールに特設された会場で、生ビール・ソフトドリンク・軽食などのほか、人形町「玉ひで」(中央区)による宮崎県産「日向鶏」を使った親子丼や宮崎県産の物産などを販売。義援金募金箱の設置と大田区内小学生による手書応援メッセージを展示したほか、有志チームによるダンスパフォーマンスも披露された。

 チャリティーフェアは6月5日~14日、同ビル2階のイベントスペースで開催。航空旅客の動線のある出発階を会場に、宮崎産マンゴーや宮崎牛肉などの県産品のPRと販売を行った。

 同社広報担当者によると、空港ターミナルにおいて特定の災害や事故などを支援する目的でこのような大きなイベントを開催するのは、恐らく今回が初めてだという。「カフェ・ビアホールだけで約1,800人の来場者を迎え、1,500人以上から応援メッセージをいただいくなど、開催の意義は大きい」と振り返る。

 義援金と収益金の一部は、宮崎空港ビル(宮崎市)を通じて宮崎県庁に贈られ、影響を受けた人々の支援に役立てられる予定。

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