羽田空港に商業用デジタルサイネージ10面導入-8月より本格運用

羽田空港ターミナルへのデジタルサイネージ機器設置イメージ 画像=日本空港ビルデング

羽田空港ターミナルへのデジタルサイネージ機器設置イメージ 画像=日本空港ビルデング

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 日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)は6月7日、羽田空港第2旅客ターミナルビルに本格的なデジタルサイネージを導入し8月より運用を開始すると発表した。

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 同ターミナルの地下1階のロビーにある柱の周囲に60インチの薄型液晶ディスプレー10面を設置。「HANEDAエアポートアドビジョン」の名称の商業用デジタルサイネージとして、動画と静止画を放送していく。運営は同社の関連会社のビッグウイング(同)が行う。

 羽田空港は利用客数が世界トップクラスの年間約6,200万人(2009年度)。ビジネスマンを中心に親子連れや学生などの利用も多く、あらゆる業種・世代のニーズに対する情報伝達の場として有効な空間となっている。これまでにもターミナル内のエスカレーター設備や一般向けのトイレ施設内にデジタルサイネージ機器を導入した実績があるほか、同ターミナルに乗り入れる東京モノレールの駅構内でも今年6月より次世代型のサイネージ機器が稼働している。

 同社は最新機器の大規模な導入について「効率的でタイムリーな情報伝達が可能なデジタルサイネージを新たな交通広告手法として展開していく」と、空港の特性を生かした取り組みに積極的な姿勢をみせる。

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