スカイネットアジア、羽田空港での搭乗橋使用率約80%に

搭乗橋が接続されるスカイネットアジア航空の旅客機 写真=スカイネットアジア航空

搭乗橋が接続されるスカイネットアジア航空の旅客機 写真=スカイネットアジア航空

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 スカイネットアジア航空(本社=宮崎県宮崎市)の羽田空港での搭乗橋(PBT)使用率が今月より大幅に向上している。

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 PBTはターミナルビルの出発・到着ゲートと旅客機のドアを接続し、旅客が直接歩いて搭乗・降機できるようにする橋。現在、ほとんどの空港で一般的に使用されているが、混雑する空港などでPBTのあるゲートが不足する場合は、旅客はターミナルから離れた場所に駐機する旅客機との間をバスなどで移動することになる。

 羽田空港では、就航航空会社間の定期的な協議を経て使用する搭乗ゲートの割り当てが行われるが、12月より同社への割り当て増加が決まった。それにより同社の羽田~宮崎・ 熊本・長崎・鹿児島線の1日合計36便の出発と到着におけるPBT使用率が、11月までの約50%から約80%にまで向上した。

 同社広報担当者によると、「PBT使用率の向上により車いすで搭乗する旅客などへの利便性も高まり、さらに『やさしい航空会社』として空港サービスを提供できる」と話す。

 国土交通省のデータによると、同空港での主な航空会社のPBT使用率は、JALグループ=90%、ANAグループ=91.3%、北海道国際航空=80.5%(全就航路線の平均値、2009年9月データ)。

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