「大田区総合体育館」の整備計画まとまる-2016年五輪バスケ練習会場にも

「大田区総合体育館」(仮称)完成予想図 画像=大田区

「大田区総合体育館」(仮称)完成予想図 画像=大田区

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 大田区は5月21日、「大田区総合体育館」(仮称)の整備計画を発表した。

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 同体育館は、老朽化のため昨年3月に閉館した「大田区体育館」(大田区東蒲田1)の約2,600坪の跡地に新たに建設を予定しているもの。

 計画によると新体育館は鉄筋コンクリート造り地上2階・地下2階建て。メーンアリーナの競技面はバスケットボールコート2面に相当する横38メートル・縦48メートル・天井高21メートルで、サブアリーナは同1面分の横31メートル・縦21メートル・天井高8メートル。合計2,200人を収容できる観客席を設ける。弓道場と大小の会議室なども備え、延べ床面積は約4,200坪。工事は今年7月に着手し、2011年度末の完成を予定している。

 また新体育館は、東京都が開催地として立候補している2016年のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催計画の中で、バスケットボールの練習会場として盛り込まれているという。

 旧体育館は1965(昭和40)年、前年に開かれた東京オリンピックを記念してオープン。以来、43年にわたり市民の運動やイベント会場として親しまれた。区は新体育館を「スポーツを行う場としてだけではなく、ハイレベルな試合を身近な場所で見て楽しむ機能も充実させる」とし、区民の期待に応えるよう整備を進めていく。

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