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羽田空港第2ターミナル、本館と北側別棟接続 自動走行モビリティー導入も

完成した接続部と自動走行モビリティー「iino」

完成した接続部と自動走行モビリティー「iino」

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 羽田空港第2ターミナル北側サテライトと本館を結ぶ接続施設の供用が3月19日に始まった。

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 第2ターミナル北側サテライトは、2018(平成30)年12月に先行して供用を開始。今回、本館との接続施設の整備が完了し、北側サテライトと本館が一体化した。

 接続部の面積は約2万1000平方メートル。これまで、北側サテライトへの移動は専用バスの利用が必要だったが、徒歩で移動できるようになる。ターミナルから直接航空機に搭乗できる固定搭乗橋を3カ所(50~52番)新設。50~51番は小型機2機を駐機できるマルチスポットとなっているため、最大5スポットで使用できる。

 ターミナル拡張に伴う移動を支援する新しいサービスとして、日本で初めて複数人乗りの自動走行モビリティー「iino(イイノ)」を導入。イイノはゲキダンイイノ(大阪市北区)が「動く家具」をコンセプトに開発したモビリティーで、同エリアでは「羽田モデル」を導入する。羽田モデルは時速2.5キロで、最大乗車人数は6人。走行時間は8時~20時で、第2ターミナル2階の搭乗口47番~52番付近を運行する。予約は不要で、無料で利用できる。

 接続部に新しい商業施設もオープン。「セブン-イレブン羽田空港T2出発ゲート店」(営業時間=7時~20時)と江戸前ずし「又こい家」(同=10時~20時)が出店する。

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