羽田~アムステルダムに定期便-再拡張後3つ目の欧州路線

工事が進む羽田空港新国際線地区。左手後方に新旧の管制塔も見える。

工事が進む羽田空港新国際線地区。左手後方に新旧の管制塔も見える。

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 国土交通省は2月9日、日本とオランダの航空協議が合意し、再拡張事業が完了する2010年10月以降の羽田空港の国際線拡充枠において、羽田~アムステルダム間の旅客または貨物の定期直行便を運航可能にすると発表した。

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 同空港の第4滑走路(D滑走路)供用開始後の深夜早朝時間帯(22時~翌7時)に、両国の航空会社がそれぞれ週7便まで運航できる。欧州路線ではパリとロンドンに続く3つ目。

 同空港は現在、新滑走路・新管制塔・新国際線旅客ターミナルビルなどの建設工事を進めており、同年同月に供用開始を予定する。同省はそれに伴い増大する発着枠の一部を国際線に割り当てる方針。既に各国との航空協議を進めておりこれまでに、昼間時間帯では韓国と、深夜早朝時間帯では韓国・マレーシア・シンガポール・フランス・イギリス・タイと合意している。

 オランダとの合意では、成田空港線においても両国の航空会社それぞれが週5便まで増便することを認めた。同空港の第2滑走路北伸工事が完了する2010年3月以降が条件。2008年冬期スケジュールでは、日本とオランダの間には両国の航空会社2社が旅客便と貨物便を週合計35便運航する。旅客の年間輸送実績は55万人(2007年度)。

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