羽田~ロンドン間に定期直行便-2010年・新滑走路供用開始後に

夜間も眠ることなく動き続ける羽田空港の管制塔(左が建設中の新管制塔)

夜間も眠ることなく動き続ける羽田空港の管制塔(左が建設中の新管制塔)

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 国土交通省は11月13日、日本とイギリスとの航空協議が合意し、羽田空港再拡張事業が完了する2010年10月以降の国際線拡充枠において、羽田~ロンドン間の定期直行便を運航可能にすると発表した。

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 同空港の新D滑走路供用開始後の深夜早朝時間帯(22時~翌7時)に、両国の航空会社がそれぞれ1日1便運航できる。同路線の定期便運航は成田国際空港開港以来約30年ぶりの復活となる。

 今冬期スケジュールでは、日本~イギリス間には両国の航空会社4社が週合計42便を運航する(旅客便のみ)。年間輸送実績は97万2,000人(2007年度)。

 羽田空港は同年10月にD滑走路・新管制塔・新国際線旅客ターミナルビルの供用開始を予定し、同省はそれに伴って増大する発着枠の一部を国際線に割り当てる方針。各国との航空協議ではこれまでに、昼間時間帯では韓国と、深夜早朝時間帯では韓国・マレーシア・シンガポール・フランスと合意している。欧州路線では今回のイギリスが2カ国目。

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