はとバス、250円で都内遊覧-60周年企画、創業当時の料金で運行

特別デザインの60周年記念バスのブルーバージョン(上)とハイブリッドバス(下) 画像=はとバス

特別デザインの60周年記念バスのブルーバージョン(上)とハイブリッドバス(下) 画像=はとバス

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 はとバス(大田区平和島5)は3月19日、同社60周年を記念する特別企画として「感謝オーライ!都内遊覧バースディ号」3便を、創業時の第1号バスと同じ料金の250円で運行する。

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 都内を中心に定期観光バスなどを運行する「はとバス」の第1号は1949(昭和24)年3月19日、上野駅正面口の東京遊覧バス乗り場から出発した「富士」と命名された定期観光バス。皇居前~赤坂離宮(現在の迎賓館)を巡り浅草観音で下車するコースで、当時の所要時間は3時間30分。料金は250円だった。

 同社が今年、60周年の記念事業の一つとして「感謝の気持ちを込めて」(同社)当時の料金のまま提供する特別限定バスは、浜松町バスターミナルを出発し、東京タワー~赤坂~迎賓館~靖国神社~皇居~国会議事堂~銀座を巡った後、東京駅に帰着する。所要時間は2時間30分。10時出発の午前便と14時30分発の午後便を用意する。また18時30分発の夜便は、浜松町バスターミナルを出発し、東京タワー~レインボーブリッジ~お台場~歌舞伎座~銀座を経て、東京駅に戻るコースを走る。車内では同社の「昭和の名ガイド」が案内する予定だという。

 募集人員は合計600人。応募は必要事項を記入のうえ、官製ハガキで同社「60周年 250円バス」係まで郵送する。応募者多数の場合は抽選となる。締め切りは2月14日(当日消印有効)。同社によると、特別企画バスの売り上げはすべて福祉団体に寄付する。

 同社は現在、60周年記念ロゴやグッズの制作、特別デザインの記念バス3両の運行、スペシャル・コースやプランの設定、プレゼント・イベントの実施など、さまざまな企画を展開している。詳細は同社「はとバス60周年記念サイト」で確認できる。

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