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未来館に搭乗・操縦できる「人型四脚ロボット」-研究者とアーティストが開発

人型四脚ロボット「KURATAS」 © Suidobashi Heavy Industry

人型四脚ロボット「KURATAS」 © Suidobashi Heavy Industry

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 台場の日本科学未来館(江東区青海2)に11月28日、搭乗と操縦ができる全高4メートルの巨大「人型四脚ロボット」が登場する。

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 アーティストとロボット研究者による「水道橋重工プロジェクト」が開発した「KURATAS(クラタス)」。人々の「ロボットに乗って操縦したい」という夢をかなえようと、テレビや漫画の世界で見られるような巨大ロボットを完成させた。

 期間中、1階シンボルゾーンに静態展示するほか、12月1日・2日・9日の14時15分・14時25分・16時15分・16時30分からは日時限定で操縦による動作の実演を披露する。同館は企画を通じて「最先端の技術や情報技術を紹介し、より豊かな社会と宇宙利用の観点からロボットの意義を議論しながらロボットと生きる未来を考えたい」としている。

 「水道橋重工プロジェクト」はアーティストの倉田光吾郎さんとロボット制御エンジニアの吉崎航さんのコラボレーションプロジェクト。倉田さんの巨大ロボに乗る夢をきっかけに2010年6月にスタートした。12月8日には倉田さんと吉崎さんを招いたトークショーも予定する(定員40人、参加無料)。

 同館によると「KURATAS」のような全高4メートルの操縦可能なロボットは「世界にも類を見ない」という。

 展示時間は10時~17時。鑑賞無料(同館常設展は有料)。12月10日まで。

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