ANAは7月12日・13日、羽田空港第2旅客ターミナルで北京オリンピックを応援するイベント「がんばれ日本！羽田夏祭り」を開催した。

　同ターミナル2階出発ロビー前に設けた会場中央には、北京オリンピック代表選手へのメッセージ用の白い横断幕を用意。期間中、多くの空港利用者が途切れることなく訪れ熱い応援メッセージを書き込んだ。そのほか、子どもたちが機長・客室乗務員・整備士の子ども用制服を着て記念撮影するコーナーや、同社の機体をイメージした紙飛行機を折って飛ばすゲームエリアも設けた。イベント会場は、大勢の出発旅客や出迎えの家族連れなどでにぎわい、参加した子どもたちからは笑顔があふれていた。

　グラウンドスタッフや整備士の制服、浴衣姿で会場を盛り上げた運営スタッフは、ANAグループ各社社員で構成する「羽田スタイル」のメンバーから選ばれた44人。同組織は、各分野でのCS向上施策の企画・実践や社員同士のコミュニケーションの活性化などに、羽田独自のスタイルで取り組む。同イベントも同組織が中心に企画を進めた。

　同社は、応援メッセージの横断幕を日本オリンピック委員会（JOC）に送り、北京では日本選手団の現地拠点の1つとなる「ジャパンハウス」の壁に掲示する。「航空会社として人や物を運ぶだけでなく、オリンピック代表選手を応援する人たちの『気持ち』も届けたい」（同社総務部担当者）。

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