羽田空港D滑走路工事の展望台への無料バス運行

展望台屋上で担当者から沖合の工事の説明を受けるバス利用者

展望台屋上で担当者から沖合の工事の説明を受けるバス利用者

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 羽田空港の拡張工事を管轄する国土交通省関東地方整備局東京空港整備事務所(大田区羽田空港3、TEL 03-5757-2074)は3月9日より、第2旅客ターミナルビルと建設工事中のD滑走路の展望台を往復する無料バスの運行を開始した。

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 同事務所によると、バスの運行は当面、毎月の第2・第4日曜のみで、それぞれ10時30分と13時30分に第2ターミナルを出発する。建設中のD滑走路を見渡せる展望台で工事を見学した後、再び第2ターミナルに戻る。所要時間は約1時間。無料バスの運行は試験的で、空港の新滑走路の建設を希望者に見学してもらうのが目的だという。

 羽田空港では現在、2010年の供用開始を目指して拡張工事が進められている。国交省によれば、4本目となるD滑走路のオープン後は、同空港の年間発着能力が現在の29.6万回から40.7万回に引き上げられる。新たに1日約300回の航空機の発着が可能になる計算だ。

 見学バスは1便の定員が50人で、利用には事前予約が必要。予約に関する詳しい情報は、国土交通省東京空港整備事務所のホームページで確認できる。

国土交通省東京空港整備事務所

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