羽田新国際線旅客ターミナル建設現場で杭入れ-大規模工事に着工

工事が進む新国際線地区。後方中央は建設中の新管制塔

工事が進む新国際線地区。後方中央は建設中の新管制塔

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 東京国際空港ターミナル(本社=千代田区)は5月1日、羽田空港の新国際線旅客ターミナルビル新築工事に着工した。

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 羽田空港島西側の新国際線地区にある建設地(大田区羽田空港2)で、工事関係者が4月の安全祈願祭に続くかたちで本格的な工事の開始である杭入れを行った。現在、2009年の棟上げに向け大規模建設工事を進めている。 

 新ビルは敷地面積約3万9,000坪、延べ床面積約4万6,500坪の地上5階建て。直進性が高い利用者動線や開放的で視認性の高い配置を計画するほか、国内空港では初めてとなるプラネタリウムなどのアメニティー施設を設ける。

 また、交通アクセスが2、3階のアクセスホールに集中する設計に合わせ、東京モノレールの軌道の一部を現在の位置から新ビル3階のターミナル駅を経由するルートに移動し、京浜急行空港線の鉄道駅も新設する。

 2010年の供用開始時には東アジアへの近距離国際便の就航を予定しており、「日本と東アジアを、より快適に、より安全に、より優しく結ぶ快適都市空港」(同社)の実現を目指す。

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