昼間時間帯に羽田~香港線-来年10月の羽田再拡張後の国際定期便

現在の香港発羽田行きの「定期チャーター便」は深夜の出発となる。香港国際空港出発ゲートで撮影。

現在の香港発羽田行きの「定期チャーター便」は深夜の出発となる。香港国際空港出発ゲートで撮影。

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 国土交通省は3月19日、日本と香港の航空協議が合意し、2010年10月の羽田空港再拡張後の昼間時間帯(6時~23時)に双方がそれぞれ羽田~香港間に1日2往復の国際定期便を運航することを認めると発表した。

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 同空港再拡張後の国際線についてはすでに東アジアと西ヨーロッパ各国との航空協議が合意し定期便路線が決まっているが、昼間時間帯の運航認可は韓国路線に次ぐ2番目。

 同協議では羽田空港と成田空港の深夜早朝時間帯の運航についても合意した。2010年10月以降、深夜早朝時間帯の羽田・成田~香港間の便数を旅客・貨物の区別なく70便までとし、また2010年3月に予定される成田空港第2滑走路の北伸工事完了後の成田~香港間の便数を旅客・貨物の区別なく双方の航空会社が週2便ずつ拡大し、最大週56便までとする内容。

 羽田~香港間には現在、JALとANAが深夜早朝時間帯を中心に定期チャーター便を毎日運航する。キャセイパシフィック航空(香港)も定期便就航に意欲を見せており、すでに年末年始などの繁忙期におけるチャーター便運航に実績がある。

 2008年夏期スケジュールでは、日本と香港の間には両国の航空会社7社が旅客便と貨物便を週合計216便運航した。旅客の年間輸送実績は326万人(2007年度)。

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