新型コロナウイルス感染拡大防止のため2月28日から休館していた日本科学未来館(江東区青海2)が6月3日、再開館する。
再開館にあたり、感染防止対策のガイドラインを新たに策定。入館者が集中しないよう、オンライン事前予約制を導入し、展示方法なども一部見直された。館内各所に手指消毒薬を設置するほか、入り口でサーモグラフィーによる検温も行い、37.5度以上ある場合は入館できないよう徹底する。
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」へ転換を求められている中、同館では今後の取り組みを「risk≠0(リスクはゼロではない、だから)」をスローガンにし、社会に役立つコミュニケーションの場として展開していくという。担当者は「館の滞在体験自体も、物事を科学的に捉え自分の振る舞いを考える機会にしていただきたいという思いを込めて、さまざまな手法での情報発信に取り組んでいきたい」と話している。
開館時間は10時~17時。火曜日と年末年始は休館(春・夏・冬休み期間中は火曜日も開館する場合があるので要確認)。オンライン事前予約は、来館希望日の1週間前から公式ホームページで受け付ける。無料鑑賞券や各種割引券を持っている人も手続きが必要。併せてドームシアター鑑賞券も6月1日に予約が始まっている。