お台場の商業施設・デックス東京ビーチ(港区台場1)で11月16日、高さ20メートルのイルミネーションツリーが点灯した。ツリーは1996年に初めて設置され、今年で18回目。
臨海副都心まちづくり協議会が設置。場所は「東京タワー」「レインボーブリッジ」「東京スカイツリー」を同時に臨む同施設隣接のお台場海浜公園で、3つのランドマークを背景にできる唯一のイルミスポットだという。ツリーは高さ約20メートル・幅約10メートルと巨大で、幹周りが約2メートル・重さ約20トンにおよぶ千葉県産の樹齢約100年のタブノキを使用。生木のツリーとしては都内最大級になる。
昨年からイルミパターンを刷新。「光りの贈り物」をテーマに、シャンパンゴールドと白をベースにピンク・赤・緑・黄色・青の7色・総数12万球のLEDライトが色鮮やかに変化するほか、15分に1回、クリスマスソングに合わせ光の色を変えるシンクロ発光も行う。「家族や恋人との大切な冬のひとときを演出する」(事務局担当者)。
同ツリーのイルミネーションの発光には6年前からグリーン電力を使用しているが、今年から全てバイオマス発電によるグリーン電力で賄い、環境への負担軽減にも配慮する。
同デッキにはツリーをバックにカップルが2人でスイッチを押すと光る「ボタン式のハート型オブジェ」も設置。「台場メモリアルツリー」と「都心の夜景」「レインボーブリッジ」をワンカットで撮影できる記念撮影スポットで、誰でも無料で楽しめる。
点灯時間は17時~24時(12月31日のみ日没~翌5時)。2014年 3月16 日まで。