羽田空港国内線第2旅客ターミナルビルの増築部が4月8日、供用を開始し、同ビル「南ピア」に航空機が駐機するゲート(スポット)が3つ増設される。
同ビルの管理運営を行う日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)が発表した。同ターミナルビルは2004年のオープン以降、2007年に5スポット増設、2010年に南側本館増設と段階的に拡充を進めており、今回の南ピア3スポット増築は一連の増築工事の最終ステージ。新設される建造物(3階建て)の延べ床面積は約3176坪で、場所は同ビルの南端部分。2010年10月まで使用された「旧暫定国際線ターミナルビル」の跡地にあたる。
今回の供用開始で第2旅客ターミナル固定スポット数は計23スポットとなり、第1旅客ターミナルの24スポットと同規模になる。旅客ターミナルから航空機に直接乗降できる比率が高まるため、利便性の一層の向上が期待できるという。合わせて商業エリアも新設し、立ち食いずしなどの飲食店と販売店などの出店を予定する。