デルタ航空(DL、米)は2月5日、羽田空港と米・シアトル(ワシントン州)を結ぶ直行便の運航を6月1日に開始すると発表した。
新路線はアメリカ運輸省(DOT)が同社の路線申請を正式に認可したことを受けて実現するもの。機材にビジネスクラス・プレミアムエコノミー・エコノミークラスの3クラス仕様のボーイング767-300ER型機を使用し、デーリー運航する。現在運航中の成田~シアトル線も継続する。
米航空会社による羽田空港発着の国際線は、空港発着枠の制限などにより4路線に限定されている。同社は2010年10月の羽田国際化のタイミングでデトロイトとロサンゼルスへの2路線に就航したが、需要の低迷などを理由に2012年9月にデトロイト線を運休。振り替えとなる運航路線としてシアトル線を申請し、3月就航を念頭に仮認可を受けていた。
新路線の運航スケジュールは今後発表する。