トヨタマーケティングジャパン（文京区）は12月7日、台場の「メガウェブ」（江東区青海1）内にスポーツカー専用サロン「86 CLUB HOUSE（ハチロククラブハウス）」をオープンした。

　トヨタが今年発売した本格スポーツカー「TOYOTA86（トヨタハチロク）」を軸に、スポーツカーオーナーやファンがメーカーの枠を超えて自由に集いスポーツカーカルチャーを語り合える場所を提供。サロン内にはレース仕様の「TOYOTA86 RC」と上位仕様の「TOYOTA GT “Limited”」の実車を展示。来場者は自由に触れ座席に座ることもできるほか、常駐スタッフの説明も受けられる。今月18日以降にスポーツカー関連のパネル掲出などの拡充を予定するほか、シーズンごとにテーマ別のスポーツカーの展示も企画する。

　同日より、多彩なスポーツカー文化を学び・体験するためのスポーツカーカルチャースクール「86ACADEMY（ハチロクアカデミー）」も開講する。毎週金曜夜と月1回の土曜に、プロのレーシングドライバーなどの専門家を招き、スポーツカーの楽しさを伝える。受講は有料で事前申し込みが必要。詳細は「TOYOTA86」のウェブサイトで確認できる。

　メガウェブはトヨタが販売する全車種をそろえ試乗コースも備えた、国内最大規模の「見て乗って感じるクルマのテーマパーク」。広報担当の五十嵐久実さんによると「台場という場所柄、幅広い来訪者がいるが、日本車ファンの外国人の比率が高いのも特徴」だという。86クラブハウスの開設については「実車を前に、幅広い人々にスポーツカーの魅力の語らいや情報交換の場にしてもらえれば。女性の利用もお待ちしている」。

　営業時間は11時～21時（メガウェブの一部サービスは18時まで）。入場無料。