羽田空港発着国際線定期便、増加傾向に-新規就航・運休便再開続く

羽田~ニューヨーク線を再開するアメリカン航空のボーイング777型機(参考画像)

羽田~ニューヨーク線を再開するアメリカン航空のボーイング777型機(参考画像)

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 羽田空港の国際線定期便が4月以降、増加傾向にある。

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 同空港の2010年10月の国際化で就航した各国の航空会社の国際定期便は、昨年の東日本大震災による需要低迷や原油高などの理由で一部、減便・運休・就航取りやめなどの対応を取っていたが、今月に入り運休便の再開や新規就航が続いている。

 デルタ航空(米、DL)は昨年9月より運休していたデトロイト線を4月27日(羽田発便)に再開した。同様にアメリカン航空(米、AA)も運休中のニューヨーク線を6月2日(同)に再開予定。いずれも運休決定時の計画通りだが、夏のピークシーズンに向け回復傾向にある旅行需要に応える形で復便を果たす。

 一方でガルーダ・インドネシア航空(インドネシア、GA)は4月28日(同)にバリ島のあるデンパサール線に新規就航したほか、クアラルンプール線に就航中のエアアジアX(マレーシア、D7)は3月に週3便の運航から週5便に増便、さらに6月22日にはデーリー運航となるなど、羽田発着の国際線の提供座席は大幅に増加している。

 現在、同空港からは国内2社と海外15社の航空会社が世界17都市に国際定期便を運航している。1日の最大の運航便数は、アジア路線=45便、ハワイを含む北米路線=7便、ヨーロッパ路線=3便の計55便(4月期)。

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