ANAは2012年1月、羽田空港とドイツ・フランクフルトを結ぶ新国際路線を開設する。
同社が8月23日発表したボーイング787型機の路線計画の中で発表した。世界で初めて同型機を受領する同社の同型機による初の長距離国際離路線となる。運航時間は往路が羽田出発=深夜1時・フランクフルト到着=5時25分、復路がフランクフルト出発=11時15分・羽田到着6時45分(翌日)。運航開始日は現在調整中で、当初は月・木・土の週3便のスケジュールで、2月以降はデーリー運航となる予定。
同路線は同社の羽田空港と欧州を結ぶ初めての国際定期便でもある。羽田とドイツ主要都市を結ぶ路線枠については両国の航空当局が2009年、それぞれの国の航空会社が深夜早朝時間帯(22時~翌7時)に1日2便(週14便)を運航することを認めたが、航空会社による就航計画の発表は今回が初となった。同新路線は同社がルフトハンザ・ドイツ航空と開始する日欧間のジョイントベンチャー(共同事業)の対象路線になることも計画されている。
羽田空港発着の欧州路線はロンドン線・パリ線に続く3路線目。