実業団バスケ「エバラヴィッキーズ」の特番が話題に-地元CATVが放送

女子バスケットボールチームの「エバラヴィッキーズ」の試合風景。写真=大田ケーブルネットワーク

女子バスケットボールチームの「エバラヴィッキーズ」の試合風景。写真=大田ケーブルネットワーク

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 大田区を代表する企業スポーツクラブで、女子バスケットボール「WIリーグ」チームの「エバラヴィッキーズ」の活躍を特集した地元ケーブルテレビの特別番組が話題を集めている。

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 大田ケーブルネットワーク(JCN大田、大田区西蒲田7)が制作した約1時間の特番「エバラヴィッキーズの挑戦~人・まち・企業の3ポイントシュート~」で、リーグ優勝と1部リーグへの昇格を目指してチームの変革や練習を重ねる同チームの活動を追う内容。2月に2回放送したところ、視聴者や関係者から「地元チームの(優勝に向けた)熱心な取り組みや最新の動きがわかった」と好評だったという。

 同チームは荏原製作所(大田区羽田旭町)を母体とする実業団チーム。モントリオールオリンピック・バスケットボール日本代表選手の桑田健秀ヘッドコーチが2008年よりチームの変革に着手しており、今年は新キャプテンの阿形美由紀さんと選手兼コーチに就任した矢野優子さんを中心に、「スピードと固いディフェンス」に注力している。

 同チームは積極的に地域とふれあう姿勢も特長で、大田観光協会や区内のバスケット関係者、子どもたちからも大きな声援を受けているという。ホームコートだった「畠山記念体育館」は荏原製作所の工場移転に伴って今年1月取り壊しになったが、地域の協力を得て現在は、近隣の「つばさ総合高校」「蒲田女子高校」の施設を借り練習場所にしている。地域のチアリーディングチームやヴィッキーズOBを中心としたグループで組織する応援団が熱心な活動を続けていることも、地域に密着する実業団スポーツクラブの象徴となっている。

 同番組は3月7日・14日の21時~22時にも再放送を予定する。視聴には同ケーブルテレビへの加入が必要。

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