リムジンバスを運行する東京空港交通（中央区）は8月8日、羽田空港国際線ターミナルと新宿駅西口・池袋駅東口を結ぶ新路線を9月13日（9月12日深夜）から運行すると発表した。

　運行スケジュールは週4便（2往復）。池袋駅東口出発が土曜・月曜の0時50分（金曜・日曜の深夜）で、経由地の新宿駅西口出発が1時10分。羽田空港国際線ターミナル到着が1時45分の予定。空港からは、同ターミナル出発が土曜・月曜の4時45分。経由地の新宿駅西口到着が5時20分で、池袋駅東口到着は5時40分となる。現在、国土交通省に認可申請中。

　乗車料金は大人片道2,000円（子ども半額）。

　国際化が進む同空港では、週末を中心に夜間の国際線チャーター便の運航が増加している。新路線は、深夜の出発と早朝の到着となるチャーターフライト利用者の需要を見込む。これまでは同フライトを利用する際に、タクシー利用や始発電車を待つ必要があった。「利用者にとって問題点とされていた公共交通機関の空白時間帯」（同社）を埋めるために運行を決めたという。